絵師略歴

タンカ絵師

西 洋児

1997年、ネパール・カトマンズ郊外のスワヤンブナート近郊にてタンカ絵師カルマ・トゥプテン氏のもとでタンカを習い始め、同時にチベット語の習得のためトリブバン大学のチベット語学科に入学。2年間、カルマ・トゥプテン師の家族と共に暮らし、集中的にタンカの制作を学んだ後、1999年に独立しボーダナート近くで制作を続ける。

 2000年にボーダナートのストゥーパ近くにある、チベット仏教ニンマ派シェチェン寺のツェリン・アートスクールに入学、同校の校長であるタンカ絵師クンチョク・ラデーパ師に師事し、再度タンカを基礎から学ぶ。

尊格のプロポーション、彩色技法、曼荼羅、カリグラフィー、壁画制作などを含む6年間のカリキュラムを終え2005年に同行を卒業し、シェチェン寺から“ラデー・ロプン”(美術学士号に相当)の称号を授与。

卒業後はヨーロッパに移住し、タンカの制作を続ける傍ら、ヨーロッパ各地の仏教センターでの仏像彩色プロジェクトにも貢献する。

2007年、古典的な日本の仏教絵画制作の依頼に備えるため、一時的に日本に帰国。絹本彩色截金(きりかね)などの日本の伝統的な技法を学ぶ。

2010年、古来より伝統的なタンカの制作で使用されている天然の顔料や染料についての理解を深めるため、インド北部のチベット人居住区にケルサン・ドルジェ氏を訪れる。

現在はスペイン南部アンダルシア地方を拠点とし、タンカの制作や仏像彩色プロジェクトを続けているほか、タンカ制作のオンラインコースも提供しています。

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