ほぼ全体を美しく輝く洋金粉で彩色し、線描で詳細を描き込んだ”ブンパ”(宝瓶)。
非常に貴重とされる右巻のドゥンカル(白法螺貝)の殻口部分、銀色の下地に描かれた龍。
元はインドの二つの聖なる河、ガンジス川とヤムナー川を象徴する二匹のセルニャ(金魚)。
濁った泥水の中から立ち上がり、美しい花を開く”ペマ”(蓮華)は仏教の悟りを象徴します。
様々な障害を遮り、望ましい環境をもたらす”ドゥク”(宝傘)の上部分。
金粉・銀粉で輝く”コルロ”(法輪)の中心にはカルチェー・スムダン(繧繝彩色)で描かれた赤・緑・青のガーキル。