緑ターラー仏母
― 迅速なる守護者、恐怖を解き放つ女神 ―
観音菩薩の大慈の涙より生まれ、覚りの妙行を象徴し輝く、畏れ無き慈悲の化身、アカシアの森の女神。
苦の叫びに瞬時に応え、内なる迷いの霧を払い、外なる争いの影をも消し去る。一切衆生の安らぎの帰依処として、暁の光のごとき導きにより解脱の門戸を開く勇猛の泉となる。
観音菩薩の大慈の涙より生まれ、覚りの妙行を象徴し輝く、畏れ無き慈悲の化身、アカシアの森の女神。
衆生すべての安らぎの帰依処として、内なる迷いの霧を払い、外なる争いの影をも消し去る。
チベット語:ドルマ、ドルマ・ジャンク
制作年:2005年
サイズ :31 × 47cm
基底材:綿布、チョーク、膠液
彩色画材:岩絵の具、土性絵具、胡粉、染料、真鍮粉、純金泥
この作品は、ヒマラヤ文化圏で広く崇敬されている女性尊格、グリーンターラーを、日本の仏画が持つ繊細な様式を取り入れて制作したタンカです。磨いた純金が輝く黄金の装身具と、精緻な模様で飾られた衣を纏い端然と蓮華座に座す仏母ターラーは、穏やかで慈愛に満ちたまなざしを湛え、衆生に救済と帰依の拠り所を与えます。
背景は、その全体を柔らかな黄土色で彩り、上部を深紅色で淡く陰影をつけることで淡雅に仕上げられています。金箔が撒かれた頭上の円相の中にはランツァ文字で「フリヒ(Hrīḥ)」が描かれ、阿弥陀如来の光明を象徴しています。
このタンカの複製画は、オンラインショップ にてご購入可能です。
作品一覧
仏陀釈迦牟尼
仏教の始祖、法輪を転じて衆生に道を示した至高の導師
文殊菩薩
智慧の具現者、無明を断つ火焔の剣を振るい真理の光を示す
三体の等身大尊師像とターラー像
金箔・金泥を用いて仕上げられた仏像の尊顔彩色
観音菩薩
頭上に阿弥陀仏を戴く慈悲の尊格・四臂の観音菩薩
グル・リンポチェ像の再彩色
古い彩色の除去と再彩色
阿閦金剛薩埵
不動の智慧と内なる浄化の静かな力の顕現
金剛薩埵
迷いを浄化し、修行者を真理に安住させる誓願の守護者
緑ターラー仏母
迅速なる守護者、あらゆる恐怖を解き放つ女神
八吉祥文様 ”タシ・タギェ”
吉祥を象徴する八つのシンボル”タシ・タギェ”を木板に描いた作品
グル・リンポチェ像の彩色修復
経年劣化した金属製の仏像の再彩色








