ターラー仏母二十一尊
― ひとつの大慈悲から顕れる、無限の光の姿 ―
無辺の慈悲を湛える観音菩薩の涙より現れ出でた、悟りの行為を体現する光明の女神。仏母ターラーは二十一の姿に顕現し、それぞれが無限の慈愛を映し出し、広大にして多様なる救済の相を開示する。
異なる身色と印相で、さまざまな持物を携える姿は輝きに満ち、静から烈へ、静謐から忿怒へと自在に変じて、迅速にして恐れなき優雅さをもって障礙を消し去り、その名を呼ぶすべての者たちの救済となる。
光明の女神ターラーは、遍照の覚りの活動を体現し、迅速で多様な慈悲の力を、静から烈へ、静謐から忿怒へと自在に変ずる、光り輝く二十一の顕現へと放つ。
チベット語:ドルマ・ニシュ・ツァチク、ジェツン・ドルマ
制作年:2015年
サイズ:76 × 112cm
基底材:綿布、白土、チョーク、陶土、膠液
彩色画材:岩絵の具、土性絵具、染料、純金
本作はロンチェン・ニンティクの教えに基づく大判のタンカで、中央に光り輝く宝飾品で荘厳された主尊の緑ターラが座し、この壮大な曼荼羅の核心を成しています。
その周囲には二十尊のターラーが二重円相に配置され、静謐な風景の中に神聖な供物や神話的な生き物とともに描かれています。各尊像は、身体の色彩の選定、顔の微妙な表情、衣の精緻な文様、そして手にする聖なる持物に至るまで、細部にわたり丹念に表現され、全体として荘厳で調和の取れた画面を構成しています。
このタンカの複製画は、オンラインショップ にてご購入可能です。
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