金剛薩埵
― 迷いを浄化する誓願の守護者 ―
陽光に照らされた雪嶺のように、静かに澄みわたり、光り輝く金剛薩埵。
その輝きは悪しき業を清め、障りを融解し、最も微細な迷妄の染みさえ洗い流す。澄み切った明智と慈悲の光で、誓願を護り抜く不動の心を体現する。
陽光に照らされた雪嶺のように、静かに澄みわたり、光り輝く金剛薩埵。
その輝きは悪しき業を清め、微細な迷妄の染みさえ洗い流す。澄み切った明智と慈悲の光で、誓願を護り抜く不動の心を体現する。
チベット語:ドルジェ・センパ
制作年:2008年
サイズ:21 × 28cm
基底材:綿布、チョーク、膠液
彩色画材:岩絵の具、土性絵具、染料、純金泥
このタンカは、浄化を司る尊格である金剛薩埵を描いた小作品です。金剛薩埵の光り輝く姿はしばしば「水晶」や「陽光に照らされた雪山」に喩えられます。これらの比喩に従い、伝統的なタンカに見られる温かみのある色彩は意図的に用いず、代わりに青と緑の涼やかな色調を基調として彩色され、瑪瑙で磨かれた純金の輝きが尊格の荘厳さをさらに引き立てています。
金剛薩埵の周囲には柔らかな白い光輪が広がり、その内側には彩色を施さず、尊格の放つオーラを表す繊細な金線のみを描いています。これにより背景の描写が光背の向こうに透けて見え、画面全体に奥行きと広がりを与えています。
このタンカの複製画は、オンラインショップ にてご購入可能です。
作品一覧
儀式用太鼓の彩色
チベットの伝統的な浮き彫り(レリーフ)技法 による儀式用太鼓の装飾
八吉祥文様 ”タシ・タギェ”
吉祥を象徴する八つのシンボル”タシ・タギェ”を木板に描いた作品
ステレオスコープ
木製のステレオスコープ(立体鏡)に、創作意匠を描き装飾した作品。
デワチェン
慈悲の浄土、蓮華の輝きに満ちる阿弥陀仏の住処
ヴァジュラヨギニ
智慧の炎の中で舞うダーキニーの女王、金剛瑜伽母
プルバ三相図
幻を貫く三刃の智慧の楔、プルバの三様を描いた短冊作品
グル・パドマサンバヴァ
慈悲と智慧の顕現、チベットに密教をもたらした蓮華生の師
金剛薩埵
迷いを浄化し、修行者を真理に安住させる誓願の守護者
ターラ仏母二十一尊
衆生を救済し障害を除く仏母ターラーの慈悲と智慧の二十一の顕現
三体の等身大尊師像とターラー像
金箔・金泥を用いて仕上げられた仏像の尊顔彩色





